2019年12月14日、中国北京にてスノーボードビッグエアのワールドカップが行われ、日本女子選手の鬼塚雅が優勝し、嬉しい今期初優勝を飾った。
2022北京五輪で使用予定の会場で行われた今大会は、事実上の世界一決定戦となり、平昌五輪の金メダリスト、銀メダリスト、銅メダリストの全員がクレジットするなど、トップスノーボーダーが多く参加した。鬼塚は決勝のライディングで強豪相手に、 必勝トリックのBSダブルコーク1080ミュート を決めると、2本目では大技のFS1080ミュート も成功し、2位に7点差をつけて勝利。世界のトップランカー相手に手にした今大会の優勝は、大きな価値ある1勝となった。鬼塚のワールドカップでの優勝はスロープスタイルと合わせて通算3勝目、ビッグエアでは初めての優勝である。
FIS Snowboarding
他日本人選手は、 岩渕麗楽が4位、村瀬心椛は5位 でフィニッシュ。 2022に向けて今後も日本人ライダーに要注目だ。
Text:Shin Akiyama