世界40か国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催する、年に一度、スポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を称える記念すべき20回目のアワード『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード2020』のうち7部門のノミネートが、1000を超える世界中のスポーツジャーナリストの投票により決定。これより68名のローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーメンバーによる投票が行われ、その投票結果をもって受賞者を決定し、『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード2020』で発表および表彰する。日本からは大坂なおみがローレウス年間最優秀女子選手部門、ラグビー日本代表チームがローレウス年間最優秀成長部門にノミネートされている。
大阪なおみ
年間最優秀アクションスポーツ選手部門ではイタロ・フェレイラ他5名がノミネート
ローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門には、ワールドサーフリーグ優勝のイタロ・フェレイラとカリッサ・ムーア、昨年同部門を受賞したスノーボードの世界チャンピオンクロエ・キム、そして今回最年少ノミネートとなる11歳のブラジル出身スケートボーダーライサ・リールが名を連ねている。また、スケートボードの世界チャンピオンナイジャ・ヒューストンと、カナダのスノーボードスターでXゲーム・スロープスタイルの金メダリストマーク・マクモリスもノミネートされている。
年間最優秀アクションスポーツ選手部門ノミネート選手
“ローレウス・スポーティング・モーメント賞2000-2020”の一般投票が特設サイトにて受付中
現在、ローレウスでは『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード2020』において唯一、世界中のスポーツファンによって受賞者が選出される“ローレウス・スポーティング・モーメント賞2000-2020”の一般投票を特設サイトにて受け付けている。投票は2月16日まで。『ローレウス・スポーティング・モーメント賞2000-2020』は、過去20年間のスポーツシーンにおいて、フェアプレーやスポーツマンシップ、ヒューマニティ、逆境の克服、 献身さ、スポーツを通じた団結力など、新しい時代におけるスポーツの真の価値を象徴する20の瞬間がノミネートされている。2018年に行われたFIFAワールドカップにおいて、アディショナルタイムに 逆転負けを喫した衝撃の試合後にも関わらず、サッカー日本代表チームがロッカールームを綺麗に清掃し、さらに現地の言葉で感謝のメモを残して会場を後にするという一連の行為が『Message of Respect』としてノミネートされている。
投票は3つのラウンドに分かれ、ファーストラウンド(1月22日まで)では20の候補すべてが投票対象となり、セカンドラウンド(2月3日まで)ではファーストラウンド上位10の候補が投票対象となる。そしてファイナルラウンド(2月16日まで)では、セカンドラウンドの結果により選ばれた5つの最終候補を対象に投票が行われる。ファイナルラウンドで最も票を集めた候補が『ローレウス・スポーティング・モーメント賞2000-2020』を受賞することとなる。投票は各ラウンド1回ずつ参加できる。なお、ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード2020において、一般投票で受賞者が選出される部門は『ローレウス・スポーティング・モーメント賞2000-2020』のみ、その他の部門は各国のスポーツジャーナリストやローレウス・アカデミー・メンバーによって選出される。
『ローレウス・スポーティング・モーメント賞2000-2020』の一般投票は、世界中の人々がスポーツの力を称え、ローレウス設立20周年を記念したスローガン“スポーツは私たちをひとつに(Sport Unites US)”を実現にするためのものだ。
ローレウスとは
ローレウスは、2000年にリシュモンとダイムラーによって共同設立された。両社はその後もIWCシャフハウゼンとメルセデス・ベンツとして、ローレウスの様々な活動を継続的に支援している。2018年には、三菱東京UFJ銀行もグローバル・パートナーに加わっている。
2000年に行われた第1回ローレウス・ワールド・スポーツ・アワードで、ローレウス設立時の支援者の一人であるネルソン・マンデラ氏が語った言葉が、ローレウス・スポーツ・フォー・グッドの活動を生み出すきっかけとなった。
「スポーツには世界を変える力がある。スポーツには人を動かす力がある。スポーツには他のものにはない方法で人々を団結させる力がある。スポーツは若者がわかる言葉で彼らに語りかける。スポーツは絶望しかなかった場所に希望を与えることができる。」
ローレウス・スポーツ・フォー・グッドは、スポーツを通じて子供たちや青少年の生活を変革し、暴力、差別、社会的格差をなくすことを目的とした世界的なチャリティ団体。