2019年8月10日から行われている「IFSCクライミング世界選手権2019八王子」において、最終日21日に行われた男子コンバインド決勝で楢崎智亜(TEAM au)金メダルの快挙。見事東京オリンピックへの出場権を獲得した。
楢崎智亜のほかは、原田海(日新火災)が4位、楢崎明智(TEAM au)が5位、藤井快(TEAM au) 6位と日本勢が好成績で続いた。
IFSCクライミング世界選手権2019八王子 女子コンバインド結果
優勝:楢崎智亜(TEAM au)
2位:ヤコブ・シューベルト(AUT)
3位:リシャット・カイブリン(KAZ)
コンバインドとは
ボルダリング、リード、スピードの3種目を行い、各種目における順位を乗じたポイントが少ない選手から順位を決定する、クライミングにおける競技。オリンピックではこのフォーマットで競技が行われることとなる。
IFSCクライミング世界選手権とは
「IFSC クライミング世界選手権 2019 八王子」は2019年8月10日 〜 21日にかけて行われ、ボルダリング、リード、スピード、コンバインド(複合)の4種目を実施、世界一のクライマーを決める大会。2年に1度行われ、日本での開催は初となる。
オリンピックのフォーマットであるコンバインド(複合)決勝上位7名に入賞した日本人最上位選手は東京オリンピックの日本代表として内定するため、オリンピックへ向けて重要な大会となる。
写真提供:Eddie Fowke/ISFC 文・金子修平